大分はだんだんと暑い日が多くなってきてそろそろ暑い夏へと季節が変わりそうです。
ご好評をいただいておりました「ふくらの春茶」ですが5月をもちまして販売終了とさせていただきます。
春は東洋医学で考えるところの「肝」が弱りやすい季節でもあります。肝に異常をきたすとストレスからくる体の不調をきたしやすいと言われています。肝の働きが低下すると気血の巡りが悪くなり、気分が落ち込んでしまったり、鬱々としたり気分が落ち込んだりする症状がでやすくなってきます。
「ふくらの春茶」はそんな症状をゆるっとお助けしようとブレンドを考えさせていただきました。
落ち込んだ気血の巡りを改善するためにバラ科のハマナスの花の蕾であるまいかい花。漢方では特に理気・調経の効能があり、ストレスによる下痢や腹痛、月経の不調に用いられます。
スマホやパソコンによる目の疲れは肝の弱りに直結します。目を明らかにする効能のあるクコの実は滋養強壮、免疫力の向上など様々な効果があるといわれています。
春は季節の変わり目でお肌や髪の毛に潤いが失われる季節でもあります。日本では公園によく植えられているトウネズミモチの果実を使った女貞子といわれる生薬があります。滋養強壮、腰や膝のだるさや疲労を改善したりお肌や髪に艶をあたえるアンチエイジングの働きがあり、あまり日本では馴染みがないですが本場中国では重宝されているそうです。
春茶は生薬だけでなく初めてスパイスもブレンドしてみました。スパイスの女王といわれるカルダモンをブレンドすることでスッキリと香り豊かな味わいとなりました。スパイスの女王といわれるカルダモンは味や香りにアクセントを加えてくれるだけではなく、様々な効能があります。消化促進、免疫力の向上、リラックス効果、発汗作用。さらに花粉症の季節でもある春にぴったり鼻づまりや咳、痰を抑えてくれる効能もあります。
残りわずかな期間となりましたが、来年も販売の予定ですのでまたよろしくお願い致します。
夏のブレンド茶も現在考案中です!